2018年4月13日金曜日

乾いたアレンテージョの地



ここのところ、ポルトガルから国を挙げて色々な美味しいものの生産者が日本に来ているので私たちも大忙しです。先日はポルトガルの微発泡ワイン「ヴィーニョベルデ」の試飲会があり、その同じ週にワインアンドグルメと呼ばれる美味しい食の展示会もあり、たくさんのポルトガルの生産者が日本に来ていました。


その時にポルトガルの食べ物がどうしてこんな美味しいのかという話になったので、今日は美味しいものがたくさん作られているポルトガル中南部にあるアレンテージョをご紹介したいと思います。

ポルトガル語で「テージョのかなた」という意味のアレンテージョ。テージョとはテージョ川のことです。前々から色々なものを読んだり見たりしていたので、アレンテージョの意味は知っていたのですが、ここの地を踏んだ時、「彼方」というのはこういう場所に使うんだ・・・と思ったほど感動しました。

まさに「遥か彼方の地」という言葉がピッタリの土地。


この一枚の写真でも伝わるだろう乾いた大地。こんな地平線まで続く大地は日本ではなかなか見られないですよね。乾いた広大な地、惜しみなく降り注ぐ太陽の光、この環境で生き生きと育つから出せる、ポルトガルならではの味がたくさんあるのです。

オリーブオイルから始まり、ドライトマト、マッサデピメンタオンを作り出すパプリカ、たくさんの美味しいものがここでスクスクと育ちます。マッサデピメンタオン(パプリカペースト)は特にアレンテージョの代表調味料でポルトガルの南部では本当にどんなお料理にでもこのマッサが入っています。

お肉にもお合うし、アサリなどのシーフードやお魚にも合うし、隠し味にはもってこいの調味料。私たちはアレンテージョでこの調味料に惚れ込んでしまったので、日本の皆にも食べてもらいたい!と強く思い自分たちで色々と探しに行き、何個か探した後にこれだ!と思うオリジナル商品に出会うことに成功して、去年から輸入を始めました。これ↓


最近ではポルトガル好きの方も増えて、色々な方に「これ美味しいよね!」「これポルトガルで食べた味だ!」「日本でも買えたんだ!」と喜んでもらえることもありますし、ポルトガルを知らない方にも紹介していると「何これ!美味しい!」と感動してもらることも増えてきて嬉しい限りです。この乾いたポルトガルの大地が生み出してくれた産物ですね。

世界の90%のコルクもここで取れるし、所々にオリーブ畑や麦畑も広がっているアレンテージョ。コルクの木には番号が手書きで書かれているので、すぐに分かりますよ。


ポルトガルと言ったらリスボンの坂やポルトのDouro川から広がる風景だとは思うのですが、それと同じくらいの迫力を持つアレンテージョのこの景色。たまりません。


乾いた大地のドライブにそろそろ飽きてきたかな〜?と思う頃に急に町やお城がポコりと出て来たり。ポルトガルはどこまでも私たちの心を色々な角度から刺激してくれます。

ヨーロッパのUNTOUCHEDな部分というのでしょうか、コマーシャライズされていない「自分だけの世界」を見つけ「どこかとてつもなく遠い場所」にいると感じさせてくれるのもここポルトガルの特徴だと思います。


アレンテージョは何もないただの田舎がずーっと広がっている場所という印象を受けるかもしれませんが、所々に町もありますし、素敵なファームもたくさんあるので、実はホリデースポットとしてもオススメです。

ポルトガルのホリデースポット=ビーチだけではなく、大地や緑の中で休息を取りたいという方にはアレンテージョのQUINTAに滞在するファームステイもオススメ。


私たちもアレンテージョでファームステイをしたのですが、とにかく静かな大地と満天の星空とで大自然の中でのステイは、まるで世界から取り残されたかのような感覚に陥り、何にも代えがたい経験ができました。


滞在先のファームホテルといったら豪華に聞こえますが、ペンションのようなところもみなさん気になると思うので、それは次回の記事で紹介したいと思います。

アレンテージョは美味しいものがたくさんあるポルトガルの隠れたホリデースポット。是非皆さんもエナジーチャージしに行ってみてはいかがでしょうか。次回はもっと詳しくアレンテージョのファームでの体験を紹介したいと思います。

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