2017年12月27日水曜日

ポルトガルのクリスマス Feliz Natal!



みなさんメリークリスマス!Feliz Natal!

どのようなクリスマスを過ごされましたか?
今年はイブが日曜日だったこともあり、お祝いをした方も多いのではないでしょうか。

今日は年末ですし、みなさんも忙しいと思うので、ササっとポルトガルと日本のクリスマスの違いについて紹介したいと思います。

日本は「恋人たちのもの」である感じが強く、商業的なクリスマスですが、ポルトガルは「家族と過ごすもの」であり、カトリックの国なのでやはり「ジーザス」メインです。アメリカのようにサンタクロースでもなく、ここはあくまでもジーザス。

ショッピングセンターにあるデコレーションなどもサンタ!!というのではなく、ジーザスが生まれる様子やマリア様などをデコレーションされているところが多いです。

日本でのクリスマスは街も人で溢れかえり、ワイワイなるイメージですが、ポルトガルはお店も閉まってしまい、24日〜25日にかけての街は静か〜になります。


まさに静寂な夜。

私たち日本人はクリスマスはやっぱりレストランやデートに外に出かけることが多いと思いますが、ポルトガル人はクリスマスには家族や親戚で誰かの家に集まるのが主流で、食べきれないほどの本当にたくさんのお料理とワインが出てきます。


クリスマスのポルトガルはとっても寒いのですが、お家は暖炉で暖かくなっていて、薄着でいても大丈夫。「パーティー」というイメージとはほど遠く、どちらかというと団欒というイメージで、ほっこり心が温まる夜という感じです。


そしてお待ちかねのクリスマススイーツタイム。
ドイツはシュトーレン、イタリアはパネトーネなどとそれぞれの国に「クリスマスのお菓子」があるのですが、ポルトガルの主流は

Arroz Doce

甘いライスです。



ライスに砂糖、バター、卵、ミルクとちょっとしたレモンを入れて、上にシナモンをかけたもの。味付けとしてはプリンのような感じで、これがポルトガルのクリスマススイーツなのです。

今年私たちは日本の友人のお家でクリスマスディナーをしたのですが、皆色々な国に住んでいた人たちなので、それぞれの国のクリスマストラディションの話が聞けました。

話を聞いていると、やはりポルトガルのクリスマスの伝統はアメリカとは違いますが、他のヨーロッパ諸国の伝統とは似ている様子。

日本はクリスマストラディションがないだけあって、毎年色々な国から様々な文化が流れてくるので見ていて面白いですね。今まではアメリカ流がほとんどでしたが、最近はドイツのシュトーレンなども流れてきて、もしかして数年後には日本もサンタクロースではなくて、ジーザス文化を採用するのかな?なんて思ったり・・・



どんな形であれ、カトリックではない日本人にとって、クリスマスは大切な人と暖かいテーブルで美味しいものを囲み、今あるものの幸せを感謝できるイベントになっていくといいなと思いました。

それでは皆さんにとって2017年が素敵な年であったことを祈っております。

ポルトドポルトは2018年も前向きに「ポルトガル」と「地球とカラダに良い食べ物」(化学添加物ゼロの食品)の良さ、そして関わる人々を幸せにすることに全力を尽くしていきたいと思います。2018年も皆様にとって素敵な年でありますように!

それでは良いお年を!

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2017年12月19日火曜日

ポルトガル版の「本日のランチ」はどんな感じ?


日本では割と、どのレストランへ行ってもランチメニューがありますよね。気になるお店やちょっと格式高いお店にはまずランチタイムに足を運び、「本日のランチ」で味をチェックなんてことも皆さんよくあるのではないでしょうか。

今日はポルトガルバージョンの「本日のランチ」スタイルを紹介していきます。

ポルトガル語では

Prato do Dia
が「今日の料理」というような意味。「本日のランチ」というニュアンスでランチ時には色々なお店の前にPrato do Diaと書かれた看板が出されます。

今日紹介するレストランはオビドシュの近くの田舎町、アモレイラシュのレストラン。本当に小さな田舎町なので、観光客もいなく店内もポルトガルらしい、ごくごく一般的なポルトガル風レストランです。


それでは早速雰囲気を見てみましょう。

例えお得なランチセットだとしても、ポルトガル恒例いつものあのメンバーが出てきます。パン、オリーブ、チーズやバターなど・・・

もうちょっと大衆食堂っぽいゴミゴミした所になるとランチにはパンなどは出てこないですが、レストランでは出てきます。


ここでゆっくり喋りながら、オリーブやパンをちょこちょこつまむのがポルトガル流ではありますが、私はこれを最初に食べすぎてお腹がいっぱいになってしまった・・・という経験が何度かあるので、あまり食べないようにしています。

調子に乗って食べすぎると気持ち悪くなってしまうパターンも多いので・・・








そして出てきたランチがこちら。これぞ定番のポルトガルの本日のランチです。

ジャンッ


まずは絶対出てくるのがシンプルサラダ。サラダはトマトとレタスは絶対に入っていると思います。日本のように捻りの効いたサラダが出てくるところはポルトガルでは珍しく、本日のランチについてくるサラダは大体こういう系。

ワンプレートとは限りませんが、トマト、レタス、オニオンあたりは高確率で入ってきます。

次に、我らがライス!ライスもついてくるパターンが多いです。小ぶりの丸々じゃがいもだったりもしますが、ライスの確率が高いです。

ライスの時は写真のようにフライドポテトがついてくることも。ポルトガル人、お米も好きですがポテイトも好きですね。

ここまでのが定番のメニューで、後のメインは自分で選べます。チキンだったりビーフだったり、バカリャウだったり。

ここの場合は上の写真はローストチキン。下の写真はアレェイラシュ(Alheiras)と呼ばれるポルトガルの肉料理。豚肉以外のお肉(うさぎ、かも、チキン、ウズラ、子牛など)を使った料理です。英語では「ポルトガル風ソーセージ」と訳されていますが、私たち日本人が想像するようなソーセージではありません。

元々Alheirasはポルトガル語のニンニク(Alho)が語源らしいのですが、今のAlheirasはニンニクが入っていないものも結構あります。 

ポルトガルはほとんどの人がカトリックと以前書きましたが、このAlheirasは少数派のユダヤ人によって作られた伝統料理。

歴史的な背景もあり、豚を食べてはいけないユダヤ人達がこれをソーセージのように家に吊るして置くことで自分たちがユダヤ人というのを隠したり、ユダヤ教からキリスト教に改宗させられた後も、自分たちの中ではこっそり豚を避けていた時に、Alheirasを食べていればソーセージ(=豚肉)を食べているように見えるので、変に目立たないようにという目的で作られた料理なのです。


今はAlheirasもポルトガル料理の代表に上がるものではあるのですが、ちょっと日本人の舌には合わないかも・・・一言で言うと

クセが強いです。
私たちはやっぱり、食べ慣れているのは豚肉、牛肉あたりだけですしね・・・

ということで、Alheirasの詳しい説明になってしまいましたが、話はランチに戻って・・・ポルトガルのランチの定番はこんな感じです。

そして最後はクイっとエスプレッソで締めていきます。エスプレッソは値段に入ってはいませんが、田舎のローカルレストランだったら50セントで飲めるというポルトガルのエスプレッソ文化。ハマります。


エスプレッソは早めにスクイーズして去っていく人が多いですね。

私はこういうポルトガルのランチスタイルはバランスが取れていて好きなので、きっと皆さんも美味しいと思われると思います。

チキンやサラダと至って「普通」なものが揃ったプレートではありますが、そこがポルトガルに飽きない理由なのかもしれません。

みなさんもぜひランチライムにはPrato do diaを頼んでみましょう!

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2017年12月15日金曜日

ポルトガルのパン屋さん文化をチェーック!


ポルトガルがお米をとにかくよく食べる国だと言うことは、ここまで何度も紹介してきました。

・・・と言ってもここはヨーロッパ。
私たちほど、朝から納豆ご飯食べて〜お昼はチャーハン食べて〜なんてわけにはもちろん行きません。朝からご飯を食べている人もほぼいない。

と言うことで、その他に何を食べるかと言うと、

パン

日本に初めてパンを伝えたのはポルトガル人。1543年にポルトガル人が日本にパンを伝えるまで日本にパンはなかったとも言われていますよね。

そういうわけで、お米大好きポルトガル人ですが、パンも大好き!

今日はそんなポルトガルのパン屋さんを覗いてみましょう。

どこを舞台にして紹介をしようか、少し迷ったのですが、今回は一番ポルトガルらしいかな?と思ったコインブラのパン屋さんUniversidadeをご紹介。


写真を見て分かると思いますが、地元に根付いているお店が多いので、「オシャレなパン屋さん」とはちょっと遠い感じのお店がほとんど。

日本スタイルのパン屋さんはほぼなく、朝食を買ったり食べたりするのは、お家かここのようなスタイルのお店が多いです。

じゃんっ


PastelariaやPadariaと呼ばれ、軽食屋さん。レジのところのズラッとパンやスイーツが並べられていて、レジで見ながら選んだあと、飲み物などもここで頼むのが定番スタイルです。

日本のパン屋さんとは全くスタイルが違いますが、これがポルトガル流。日本のように店内に並べられていて、自分で取って行くスタイルというのは観光地にあるオシャレなパン屋さんくらいしかないのでは・・・。


ザッと見て分かるように大体甘い系のパンなどが多いですね。もちろんチキンなどが入っているパンとかもあるのですが、日本人が朝食に「味噌汁」「焼き魚」などいわばしょっぱい系を好むのとは違い、ポルトガル人は甘い系を朝食に好む人が多いです。

パンの種類はハムとチーズが挟まれたものとコーヒーの組み合わせが一番オーソドックスではありますが、甘いものもたくさんあります。

フランスに行くとパンが美味しくて驚く人が多いですが、ここポルトガルもパンは美味しい!!!やはり余分なものが入っていないからかな。

日本だと、マーガリンやショートニングが入っている場所が多すぎて、ある一定の場所でしかパンは買えれない私たちだけれど、ポルトガルは割と色々な場所でトランス脂肪酸を避けられるので、安心です。

(ここでちょっとだけ本音を挟んでしまうと、ポルトガルのパンは美味しいですが、スイーツ系はやっぱりフランスの方が日本人の舌には合うかな・・・。)

話を戻し、ポルトガルでは大体その場で食べて行く人が多く、アメリカのようにコーヒー持ち帰りスタイルはあまり定着していないので、たまにコーヒー持ち帰りたいと言ったりすると、とんでもない家用のカップで出てきたりもします。

いつもはポルトガルスタイルでお店で食べるのですが、この日は混んでいたので、コインブラ大学の入り口で食べることにしました。


さすが大学の町だけあって、ポルトガル人の大学生がいっぱい。というか、大学の前に自分たちがいるのだから当たり前ですね。笑 オーストラリアで大学時代を過ごした私にとって、ポルトガル人の大学生は割と落ち着いた雰囲気の子たちが多いなと感じました。

さてさて、それではここでポルトガルの朝日を浴びながら食べる美味しいパンのhaulを!

まずはCafe com leiteとサラミチーズパン。唯一あったしょっぱい系のパンでした。


次はどこのお店にもあるチョコレートマフィン。ポルトガルで食べるチョコレートマフィンはもう絶品です。

チョコレートの分量が日本より少し多め。というのもありますが、なんと言っても変なものが入っていなく、手作りの味がするので感動します。

もちろん全てではないですが、確実に日本よりも美味しいチョコレートマフィンに当たる確率が高い!!!

元々、パン系や小麦粉類が苦手な私ですが、ポルトガルで食べるものは格別です!美味しい!


そして、次は私たちの朝の定番になっていたチョコレートクロワッサン。日本よりも大きく、中もドッシリしていますが、外はパリパリしています。


お米大好き人間にとって海外在住中は常に「あぁ朝はご飯としょっぱいものが食べたい・・・」と夢見ていた私ですが、ここポルトガルではいつも朝食のパンで幸せな気分になれます。

ポルトガルからパンが伝わったと言えど、はっきり言って今の日本というか世界にとってパンと言えばフランスでしょう。私もフランスのパン屋さんは格段とレベルが高いと同意見ですが、ポルトガルも実はパン屋さん美味しいところが多いのですよ!

ポルトガルに行かれた際には絶対に朝はパンで楽しんでみてくださいね。アメリカのようにテイクアウトスタイルではなくて、ポルトガルのイートインスタイルで!

そしてアナタのお気に入りの「ポルトガルスタイルパン」を発掘して是非私たちに教えてくださいね!

それでは。


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2017年12月7日木曜日

日本人の舌に合う代表ポルトガル料理 Arroz de Marisco

日本人の舌に合う合うと散々言って来たポルトガル料理。

ポルトガルの国民食バカリャウ(タラ)のことでしょ?と思われる方も多いと思いますが、それは既にあまりにも定番化しているので、本日は私的にこれってすごく日本人の舌に合うんじゃない?という代表のものを紹介したいと思います。

大体どこのポルトガルレストランに入ってもあるこれ

Arroz de Marisco

下のマットがちょっとダサいのはポルトガルのご愛嬌として置いておいて・・・

スペインでも有名なArroz con Mariscoもありますが、スペインのとは少し違ったポルトガルの伝統料理です。

もちろん味はお店によって違うのですが、スペインのよりポルトガルの方が少し味が優しくダシが海鮮からしっかり取れています。スペイン風はもう少し香辛料などが効いているかな。

ここまでの話で察した方も多いかもしれませんが、Arrozがお米でMariscoが海鮮。分かりやすく言うと海鮮リゾットのような感じですが、お米はリゾットほどモチモチはしていません。

色々な貝類やエビ類が入ってくることが多く、その具のリッチさに毎回驚かされます。日本だったらレストランの利益を考えた上でここまでふんだんに海鮮を入れてくれないかも・・・

そのたっぷり入っている海鮮類から採れたおダシにコリアンダーが惜しみなく使われていて、このシンプルなのに奥深い味がたまりません。

また、アメリカやイギリスなどの英語圏は割と海鮮系が苦手な人も多いので、ここまで奥深い味の海鮮に出会えるチャンスが少ない気がするのでやっぱりポルトガル最高!と思ってしまいますね。

上の写真は自分のお皿に移してから写した写真ですが、最初はこのような感じで出てきます。


ポルトガルの取り分けスタイル。ここはちょっと気を使って入るレストランだったので白い容器に入っていますが、これが銀の普通の鍋でドンッと出てくることもポルトガルでは多々あります。


付け合わせにサラダなどを頼みましたが、これで2人で十分な量です。

ポルトガルでは最初に必ず出てくるパンやチーズ、オリーブなどがあるので、割とすぐ満腹になってしまうのです。

しかし出されるパンなどは食べなくても大丈夫。

出されるがままに食べてしまうと、前のパンでお腹がいっぱいになってしまい、本番が食べられないこともあるので要注意です・・・笑


今回紹介したArroz de Mariscoはナザレのビーチ沿いにあるお店で、ここで食べました。

ALELUIA.


中はポルトガルらしい気取らない「食堂」っぽいレストラン。それでも、少し店内のデコレーションにはこだわって入る感じがするお店でした。

人気店なのかお昼時はいつも混み混みです。


ここも私たちが大好きな「作り手の顔が見えるお店」

家族経営のお店でやっていて、オーナーが切り盛り、ご家族が厨房で作っています。

それがナザレのビーチ沿いの一等地で食べられるのは本当にポルトガルのいいところです。日本などだと、大体こういういいスポットはお金のある大きい大量生産型のレストランに買われてしまうことが多いので・・・

こういう所が私たちがポルトガルに惚れた大きな理由でもあります。ポルトガルの素朴なものの中に、愛がいっぱい。

お店の目の前はすぐビーチ。


ということで私的に、日本人に万人受けするポルトガル料理はズバリArroz de Mariscoです!
食べたことない人、これからポルトガルへ行かれる人、ぜひ色々な場所でこの海鮮ご飯を試してみてください!

そして、みなさんの好きなポルトガル料理も教えてくださいね。


お店:Aleluia Restaurante
TEL:+351 262 553 100
住所:Avenida da Republica 38, Nazaré 2450-103, Portugal


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今月のポルトガル人気記事【TOP5】

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